Lilibet148のブログ

人間関係、持って生まれた気質、適性のある仕事、日々色んな事に悩み、心を整理する為に書いています。

マネーセミナー

もう随分前から「老後には○○千万円必要。年金だけでは暮らせない。だから自分達で老後の生活資金を確保しましょう」
みたいな事が言われている。

ねんきん定期便も送られてくるけど、今ひとつピンと来ない。
今現在はこうだけど、○○年後にはどうなってるかは分からないからだ。
沢山蓄えておけば良いのかも知れない。
でも老後の不安の為に、今を楽しめないのも何か違う。

と言う事で、3年程前に「マネーセミナー」なるものに行ってきた。
地元の新聞社主催のもので、保険事業部があるから営業の一環として行っているものだろう。
だけどとても為になった。

まず平均寿命がどのくらいか、そして必要な生活費の算出、年金の予想受取額とインフレ、資産の運用の基礎についてを学んだ。

これにより我が家は数十年先を見据えて必要な資金を算出し、資金運用を開始、貯金額を調整した。

闇雲に不安になるのでは無く、まずは調べて実態を把握し、具体的な対策を取る。
多少計画とズレても、毎年見直しをして修正を図る。
よっぽど戦争や大規模な災害になって国家が破綻しない限り、大丈夫、なんとかなるはずだ。

今回これらの事をやって思ったのは・・・うちは夫婦二人だから良い。
でも、子供が何人もいる家庭って・・・すごく大変だろうな、と思う。

皆が皆、高卒で働く様な社会だったら良いけれど、今や大学進学率が上がっている。
この辺りには通える大学が少ない為に、市外や県外に出る事が多い。
自ずと学費の他に生活費も必要だ。大学生が背負う奨学金も社会的に問題になっている。

何も皆が皆、大学に行かなくても良いんじゃ無いか、と思う。
大卒と高卒の生涯稼ぐ金額が違う、と言う話もある。
だけど大学に行く4年分を働いていれば、その差くらい全然埋まると誰かが言っていた。でも何かで、諸外国に比べて日本は大学進学率が低い、とも聞いた事がある。
ただえさえ、国際競争力は劣っているのにそれはまずいのでは、とド田舎の一主婦なのに思う。

むむー。一体出口はどこだろう。