Lilibet148のブログ

人間関係、持って生まれた気質、適性のある仕事、日々色んな事に悩み、心を整理する為に書いています。

ストーカー被害 まとめ

一連の出来事を通じて、色々と考えさせられた。

一番強く思ったのは、主張しなければ”分かって貰えない”ことだ。

時間をかければ分かって貰える、と性善説に基づいて行動せずにいたかもしれない。
それと「事を荒立てずにいる」事が大人だと思ったからだ。

ここ10年位色んな会社を転々としている。
理由は様々だが、基本的に「間違った事をしている人を許せない」という柔軟性の無さが全てに通じる根本的な原因だ。
でも、それは私の良さでもあると思っている。きっと物申すのは悪い事では無いだろう。
でも”言い方”は気を付けなければならないし、まず信頼関係を築いてからで無いと聞き入れて貰えないのだろう。

だから反省を踏まえて黙っていた。それが裏目に出た。

それと、数ヶ月しかいなかった会社なので仕方が無いのだが、何故か「気が弱くて言い返せない人」として扱われていた。
今までどちらかというと「空気を読まずに言い過ぎる人」として扱われていたので、人って分からないものだな、と思った。

でもそれも無理はないか。

確かにそう言う気の弱い部分も持ち合わせているし、ブチ切れるまでは我慢をするタイプではある。


何か言われた時に私はすぐに言い返すことはしない。
びっくりしてすぐに言い返せない、と言う事もある。
が、瞬間的にやり返すと言うのは言葉選びも間違えるし、ヒートアップして関係が悪化する恐れがある。
なので一度持ち帰って落ち着いてから分析し対応策を考えるのが良いと思っている。

20代~30代にかけて9年ほど勤めた会社では本当に意地悪で頭のおかしい先輩や同僚がいっぱいいた笑。
初めは舐められたり色々言われまくって鬱になったりもしたが、ある時から“やられた嫌な事”と全く同じ様にして返すようにした。
するとさすがに気が付く。あ、自分がやっている事の仕返しだって。
嫌な事する人の中には、自分がやっている事を“正しい”と思っている人もいる。でもオウム返しされて嫌な目に遭うと、自分がやっている事はこういうことだ、と気が付く。
それから怒鳴ってくる人は、怒鳴り返すとびっくりするくらいダメージを受ける。笑えるくらいに。

黙って言われるままにしていて、言質をとってから陥れたりしていたら、先輩に「本当に腹黒いんだから」と言われた笑

誰がこんな私にしたんだよ!


そんなこんなしているうちに人は攻撃して来なくなる。つかそんな事最初からしてくんなよ、って思うけど。

でも同時に、そんな報復をしなくても、見てくれてる人は見てくれてるなって気が付いた。
どんな目に遭っても腐らずに、自分の正しいと思う事を日々やっていけば、自ずと周りは評価してくれる。

ただそれには時間がかかる。だからやはりその都度主張して行くべきなのだろう。

 

それから私が思うに“仕事が出来る”女性って皆「負けず嫌い」だと思う。
負けず嫌いだから仕事が出来るようになるのか? ま、それはどうでも良いとして。

そして皆“キツい物言いをする”とか“言わせない圧をかける”事が強さだと思っている。
でも私は、己の感情をコントロールし、相手に真意が伝わるよう工夫し、状況を変える力がある事を本当の”強さ“だと思うのだ。
なんて自分も持っていないけれど笑

女性の社会進出なんてもう随分と前から始まっている。
そして最近SDGsだの女性の管理職登用だの言われている。
確かの女性目線の意見は会社運営にもっと取り入れられるべきだと思うし、事実女性の管理職が多い会社ほど利益率が良いらしい。
それに食品や生活に関わる業種はもっと女性の意見が反映されるようになれば、良くなるような気もする。

でも。女性は男性と違って、上に上がる為の教育をされてきていないのだ。
そして男性と女性は違う。体力的な差もあるし、家事の負担割合も違うだろう。
精神的にも女性の方が感情的だと思うし、そう言う部分の教育が必要ではないのだろうか。

現に私の周囲でも、役職が付き重圧に耐えかね、体調を崩し平社員に戻った、と事例がいくつかある。
仕事で無理がたたって家庭が崩壊した人もいる。

まず無理をさせる前に、体制を整える必要があると思う。

 

それから”適材適所”について。

前の会社で”ダメな人”扱いをされている人がいた。確かに少し変わった所がある。それにより仕事に支障が出ているようだった。それに対していい大人が全員で責め立てているようだった。隠しもせず”問題児”扱いをするのだ。思えば私もそう言う扱いをされた事があるし、他の会社でもそう言う扱いをされている人を見た。

他人の評価なんて気にしないで、自分は自分って思っていれば良いのよ、なんて言うけれど、あまりに周りからの評価が低いと自己肯定感も失われるし辛いものだ。、見ていて可哀想だった。

でもその子はとてもITに詳しかった。本人の希望とは違う部署に配属しておきながら”使えない人”扱いするのはいかがなものなのか。

IPS細胞でノーベル賞をとった山中伸弥教授も、病院勤務時には「ジャマ中」と揶揄されるほど”出来ない人”と評価されていたらしい。

でもコツコツと研究するのは性に合っていたのだろう。ノーベル賞を受賞した。

友人の会社でも高学歴なのに空気が読めなくて問題になっている人がいた。

でもきっと部署が違えばその能力を思う存分伸ばせるのだろう。

 

誰もがその個性を潰さずに気持ち良く働ける社会だったら良いのにな、と思う。

そうか、それがダイバーシティなのか。

 

私はどんな環境だったら気持ち良く働けるだろうか。

思えば、観光の仕事をしている時、空気は読んでなかったけれど、仕事が楽しくて楽しくて人の物言いや評価なんて気にしてなかったな。文句もいっぱい言ってたけど笑

分かって無い事ばっかりだったのに妙な自信だけはあって、数年間トランス状態だったような気がする。

あれは今思っても忘れがたい。

あれはあれで周囲は迷惑だっただろうけど、あう言う状態をもう少し薄めた前向きな感じを程良く保って働きたいな、と思う。

早く働きたい。

こんなに色々苦労してきていても、私は働きたいのだ。

なんでなんだろうね。承認欲求かな。でも何かの役に立ちたいのだ、私も。