THE CLOWN エピソード2 操り人形
NETFLIXに先月から加入してTHE CLOWNを見ている。
イギリスの現エリザベス女王の話だ。
今でこそ、ジェンダーフリーだことの、女性の管理職登用を、と言われているけれど
第二次世界対戦後の辺りから女王をやっていたって、どれほどの苦労があったろう。
その辺りの世の中の流れも踏まえてNETFLIXはこの作品を作ったのかな。
今回の話は、時代錯誤な上から目線のスピーチをした女王に、ジャーナリストが批判をする話だった。
最初は国民はその批判に否定的だと思っていたが、TV番組でのジャーナリストの謙虚な態度と主張を国民は支持する。
うわー、辛ーい!どうする???
と素直に感情移入して見ていたら、女王は批判者を呼んで、直接話を聞いていた!
すごっ!!!
自分に批判する人の意見を聞けるって・・・出来ないよねー。
そして渋々ではあるが、批判者の提案を受入れ、結果それが20世紀の王室を救ったと後に認めたらしい。
自分を𠮟ってくれる人って有り難いんだろうな。
特に女王ともなれば、周囲も特殊だろうし、気が付きたくても気が付けない事もあるだろうし。
批判を全部が全部受け入れる必要も無いんだろうけど・・・。
自分じゃ分からなくなるよねー。
そうか、こういう時に受け入れるべきかそうでないか、”私の為に”正しく判断してくれる人って大事なんだな。うん。
追記:大事な事を忘れていた。
あの批判が国民に受け入れられ、王室を変えられたのはジャーナリストの”伝え方”にあった。
人格を否定するのでは無く、現状と対策を敬意を持って、冷静に感情的にならずに、謙虚に伝えたからだ。
どんなに正しいことでも伝える先が人である以上、言い方には気を付けなければならない。
勉強になりました。そして女王あっぱれ。
一時は受け入れられなくても、後々これで良かった、と思うこともあるんだろうな。